聞かせて!!あなたのストーリー vol.1 登玉健太
はじめに
フライングディスクが好きな人たちが集う場所。そこにはディスクを投げて楽しむ人はもちろんのこと、見守る人、場を作り支える人など様々な関わり方をする人がいます。中には自ら場を催し、プレーする方だっています。
今回の企画ではそんな「作る人」や「支える人」としての関わり方に着目し、都道府県協会スタッフという一面も持つ方々のストーリーを、バトンリレー形式のインタビューで聞かせていただきます。
大会会場のコートやテント、試合のハイライト動画、競技に欠かせないルールブック、協会から届いたメール、大会参加賞のデザイン…。なんでも、「誰か」の仕事でできています。皆さんのお話とともに、千差万別なフライングディスクとの関わり方を発信していきます。
第1回は、この方にお話を伺いました。
(企画:仙田、淺井、澤ノ井、齋藤 / インタビュー:淺井、齋藤 / 執筆:澤ノ井 / 編集:仙田)
あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。
埼玉県フライングディスク協会で今年度より理事長という役割を務めさせていただいております。登玉健太と申します。
フライングディスク歴は、高校2年生から始めているので恐らく18年程になると思います。
協会に関わり始めたきっかけは何ですか?
私自身関わっているという意識はなかったのですが、2017年に亡くなられた株式会社クラブジュニアの遠藤さんと仲良くさせていただいておりまして、協会などのお話は伺っておりました。遠藤さんが亡くなられた後に、社会人チームのビックボンバーズに所属し、現埼玉フライングディスク協会で副会長を務めている長尾さんという方から私が「埼玉県フライングディスク協会の理事になっているよ」と教えていただきまして、そこから関わり始めたのがきっかけですね。初めは急に理事になっていたので驚きましたが、仲良くさせていただいた遠藤さんの描いていた夢なのでお手伝いできたらと思って関わり始め、今となってはこの活動ができて楽しいなと感じています。
今年度から理事長を務めさせていただいているのですが、私自身が地方公務員であるという強みを活かして日々協会の業務を行っています。利用する公園の選定などに関して行政側の立場からも判断することができるので、JFDAの斎藤さんとも協力しながら、企画展開や活動場所の確保などをさせていただいております。
協会に関わり続けている理由は何ですか?
理事長というのは一般の会社ですと三役などと言われる立場だと思うのですが、肩書だけに近いですが会長や副会長に次いで責任感のある立場を任せていただいているので、とてもやりがいを感じています。子どもたちに普及活動を行ったり社会人のピックアップチームとして活動したりしながら、埼玉県フライングディスク協会の理事長ということでディスクを知らない方からもお声がけいただけるようになりまして、フライングディスクを色々な方に知ってもらう機会が増えたと感じています。また、今年理事長に就任したことで学校やスポーツ団体で普及活動をさせていただくことも増え、より豊富な経験ができているというところも、協会に関わり続ける理由の大きな部分になっていると思います。まだまだ理事長になったばかりなので、試行錯誤しながらこれからも頑張っていこうと思います。
また、私自身、代々木公園で活動している「ふかひれ」というチームで活動しながら、子どもも3人いることもあり、川口市内で活動している「えいひれ」というチームでもフライングディスクを教えています。そのため、協会業務の中でも普及活動という面には一番重きを置いています。協会という立場がなかったとしても、「ふかひれ」や「えいひれ」という立場から普及活動はやっていたと思います。
今後、フライングディスクとどのように関わっていきたいですか?
協会として動いている企画では、埼玉スタジアム2002さんでアルティメットができないかということで打ち合わせをさせていただいております。メインのグラウンドは現状サッカーのみの使用なのですが、先日、事務の方やグラウンドキーパーの方とお話しする機会がありまして、アルティメットの説明をさせていただいたところ、状況によっては可能かも知れないという前向きな回答をいただきました。いつか埼玉スタジアムさんで全日本選手権の決勝が開催できたら万々歳だなと考えています。
個人的なフライングディスクとの関わりについては、私自身、アルティメットだけでなく個人競技もしているので、フライングディスク競技全般の普及活動というところに重きを置いていきたいと考えています。そういう意味では、アルティメットだけでなくこのフライングディスク全般に関しながら、型にはまらず活動していけるような方々とぜひ一緒にお仕事がしたいですね。今後も、野球やサッカーのように、学校やスポーツ団体などの活動場所を増やしていければと思っています。
いかがでしたでしょうか?
埼玉県協会に携わりながら、ご家族とディスクを投げたり大会に出場したりと、多種多様な関わりをされる登玉さんのお話を伺うことができました。
次回も貴重なお話をお伺いします。
次回もお楽しみに!
Flying Disc Times ライター
明星大学SPARKS出身|HedgehogUltimate所属|フライングディスクを投げることが大好きでフライングディスクを投げてる人達を支えることにも興味があります!
FDTの活動を通してもっとフライングディスクにハマっていきたいと思います!!