【 #StayHome 】新型コロナウイルスによる自粛期間の状況ヒアリング 匿名(大学3年生)
今年に入ってから私たちの生活は一変。気軽に会えなくなったけど、みんなどうしてる?何を感じ考えてる??
JFDA女性委員会では、男女や年代問わず全国各地さまざまな方にヒアリングをさせてもらっています。
これを機に、ディスクへの関わり方について考え直している人もいるかもしれませんが、共有してもらったお話が、少しでもみなさんの共感や今後へのヒントに繋がれば幸いです。
■プロフィール
匿名
大学3年生
所属大学のチームに所属し、アルティメットをプレー。
■ヒアリング回答
①緊急事態宣言の下、どのように過ごし、どのようなことを感じ考えていましたか?
部活もバイトもできなくなり、実家にも帰省できず、寂しい中、オンライン通話を通してストレス発散していました。
部活において、もともと部内での温度差を感じていたのですが、活動禁止中にその温度差がさらに開いてしまうんじゃないかと不安でした。気持ちが遠ざかるのを防ぐため、いつでも再開できるように体力維持のため、家でできるトレーニングをみんなに提案しようと考えました。しかし、もともとの温度差もあったので、強制できずにいました。
②緊急事態宣言が解除され、今後はどのように過ごしたいなど、何か感じ考えていることはありますか?
緊急事態宣言後も、バイトが再開されたことを除いてはあまり生活は変わってないように思います。
部活動が再開できるようになるのが嬉しい反面、チームメイトのモチベーションの低下が心配です。おうち時間を充実させていたメンバーは再開後、またアルティメットにかける時間が長くなることに抵抗があるようです。
学生選手権の開催が決まり練習再開の見通しも立ったところで、実際に3年生1人ひとりと電話して現時点でのモチベーションの確認をしました。懸念していた通り、トレーニングをしていた人は少なく、自分とみんなの温度差が予想以上に広がっているのを感じました。ただ、その一方で、久しぶりにアルティメットをしたい、学生選手権に出たいと言ってくれる人もいて、私以外の部員の間にもやる気の差が出ていました。一度3年生でzoomミーティングをしましたが、一人一人が本音を言えず、みんなが納得できる答えを見つけることはできませんでした。
チームの意志がまとまらないことも不安ですが、他にも感染防止対策を自分達で作成して大学から許可を取らないといけないので、どこまでの活動ができるのかも不安です。クラブジュニアとJFDAのガイドラインを参考にしようと思っていますが、制限が強くなるだろうなと思っています。
私のチームは人数が少ないため、「出たい人だけで大会に出る」ということはできません。今までと同じ環境下での練習は難しいですが、学生選手権が延期されたことで1年生を育てる時間ができたとプラスに考え、1〜3年生みんなで一つのチームになり、学生選手権に臨みたいと私は考えています。
限られた時間の中で、アルティメットから気持ちが離れているメンバーをどうやって引き留めるか、どうやったらみんなが同じ方向を向くのかを考える日々が続いています。