
【 #StayHome 】新型コロナウイルスによる自粛期間の状況ヒアリング 小峯萌花さん
今年に入ってから私たちの生活は一変。気軽に会えなくなったけど、みんなどうしてる?何を感じ考えてる??
JFDA女性委員会では、男女や年代問わず全国各地さまざまな方にヒアリングをさせてもらっています。
これを機に、ディスクへの関わり方について考え直している人もいるかもしれませんが、共有してもらったお話が、少しでもみなさんの共感や今後へのヒントに繋がれば幸いです。
■プロフィール
小峯萌花
社会人チーム「Technicolor」 チームマネージャー
東京を拠点とした社会人チーム「Technicolor」でチームマネージャーをしながら、埼玉県フライングディスク協会の活動にも参加。2020年は、U20代表チームのマネージャーとして参画が決まっていたが、残念ながら大会は中止が決定。
■ヒアリング回答
①緊急事態宣言の下、どのように過ごし、どのようなことを感じ考えていましたか?
チームとしては、運営強化に取り組んでいました。全員のオンラインミーティングで今シーズンのチーム方針を話し合ったり、戦略をマニュアル化することが進みました。普段なかなか練習に来られなかった人も積極的に参加し、それぞれの役割が少し固まった印象です。
私はチームマネージャーとして、緊急事態宣言解除後のチームオリジナル練習再開のガイドライン作成を任されました。また、選手の体調管理システムも導入し、検温や体調変化をオンラインで記録できるようになりました。これは、既往症や現在のけがの状況の把握にも役立ちます。
ただ、ずっと前向きに取り組めていたわけではなく、当初2週間ほどは色々なことが手につかない状態でした。U20代表チームの活動がなくなったことで目標を失い、情勢的にも気分転換で出歩くこともできず、自宅で悶々と過ごしていました。家族と過ごす時間が増え、選手に尽くすだけでなく家族に尽くすことの大切さに改めて気づき、フライングディスクとそれ以外の時間の使い方のバランスを見直そうと考えるに至りました。
そんなふうにポジティブに転じたところで、埼玉県フライングディスク協会やTechnicolorでも「今やれることをやろう」という動きもあり、前述したような活動に至った次第です。
②緊急事態宣言が解除され、今後はどのように過ごしたいなど、何か感じ考えていることはありますか?
チームの活動が段階的に再開されても、家族との時間は大切にしたいと思っています。選手ではないからこそ、土日の大半の時間を充てるのではなく平日で補える部分があるかもしれなく、週末の時間の使い方を見直している最中です。
チームとしては、オンラインでの話し合いで「Technicolorは色々な方に応援されるチームでありたい!」というチームの在り方が示されました。一般の方に与える印象を踏まえて、チームで河川敷を長時間占有する活動スタイルは見直しが必要だという意見もありましたが、チーム内で一貫した方針を作るに至っていません。個人的には、河川敷の占有の解消は大きな課題だと思っています。
また、JFDAが公開しているガイドラインには2m以上離れる、大声や円陣はNG、といったルールがありました。選手と一緒に声を出すタイプの私は、強みの発揮が制限されてしまう内容です。今まで気にしてこなかったことにも注意を払わねばなりません。その中で従来通りの仕事もこなせるのだろうかと、自信が持てずにいます。それであれば、状況が許すまではリモートでもできるチームサポートを率先して取り組むべきなのかなと、試行錯誤を続けています。