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【 #StayHome 】新型コロナウイルスによる自粛期間の状況ヒアリング 田中花弥乃さん

今年に入ってから私たちの生活は一変。気軽に会えなくなったけど、みんなどうしてる?何を感じ考えてる??

JFDA女性委員会では、男女や年代問わず全国各地さまざまな方にヒアリングをさせてもらっています。

これを機に、ディスクへの関わり方について考え直している人もいるかもしれませんが、共有してもらったお話が、少しでもみなさんの共感や今後へのヒントに繋がれば幸いです。

■プロフィール

田中花弥乃
琉球大学3年生
アルティメットサークル「りゅある」でプレーするほか、
沖縄県外の知人とともに大会に参加することもある。

■ヒアリング回答

①緊急事態宣言の下、どのように過ごし、どのようなことを感じ考えていましたか?

緊急事態宣言の期間が新歓期と被っていたため、緊急事態宣言が解除されたときにどうやって新入生の勧誘をしようか、ということをよく考えていました。例年やっていた新歓イベントを今年はどうするか、どうやったら新入生がアルティメットに興味を持ち体験したいと思ってくれるか、練習が再開されたときにどのようなことに気を付けて練習すればいいのか、といったことを考えてました。

また、アプリ開発の手伝いを通じて、アルティメットの試合動画を見る機会が増えました。普段よりじっくり試合動画を見たり、何人かとリモートで一緒に試合動画を見たりして、意見交換をして過ごしていました。

私はアルティメットができなくなった期間でプレーしたい気持ちが膨らみました。一方、宣言が解除されたら一緒に大会に出よう!と知人に声をかけたら「ちょっと今はアルティメットしたい気持ちにはならない」と言われて、そういう人もいるのかとびっくりしました。

 

②緊急事態宣言が解除され、今後はどのように過ごしたいなど、何か感じ考えていることはありますか?

私個人としては、宣言解除後はできるだけ早く大会に参加したいと思っていました。大会エントリーに向けて声をかけた知人から「まだ不安」「県境を越えた移動はまだ怖い」という意見も聞かれ、こんなすぐ大会に参加していいのだろうかと疑問も感じたこともありましたが、きちんと注意を払って大会を行い、終わった後に大丈夫やったね、早く他の大会も復活するといいね、というふうになってほしいので、大会に参加することで役に立ちたいと思っています。

大会に参加するときは、沖縄県外の選手たちに会えるのも楽しみの一つです。たしかにSNSで連絡は取れるし、対面で会うリスクは理解していますが、やはり直接会って話したい。早くそういうことができるようになってほしいです。2020年上半期の多くの大会が中止になったことは残念ですが、遠征費が抑えられたから、下半期はたくさん大会に参加したいです。

チームとしては、幸いなことにコロナが理由の温度差はあまりありません。宣言が解除されてからは、まずみんなで新歓に取り組み、7月から大学選手権に向けての練習を始めています。しかし残念ながら、私の大学のウィメンチームは、今年の大学選手権への出場を見合わせることになりました。当初は、例年どおり他大学のウィメンチームとの合同出場を想定していたのですが、一部の選手について大学の要請で県外遠征が8月末まで禁止されたためです。合同チーム全員にとって、これはとても無念な決定でした。しかしその分、オープンチームの練習相手となってサポートに回ったり、個人的に帰省のタイミングで関西中四国の地区予選大会を見に行ったりしようと、気持ちを切り替えて前向きに考えています。他地区の選手の方々のプレーを見る機会を活かして様々な角度から吸収して、自分の技術力の向上やモチベーション維持につなげていきたいなと思っています。

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