【 #StayHome 】フライングディスクの「ここが好き!」 vol.17 藤岡あゆみ
オンラインインタビューを利用した、バトン形式の連載企画。
第17回はこの方の、フライングディスクの「ここが好き!」をうかがいました。
(企画:仙田、淺井 / インタビュー:仙田 / 執筆:淺井 / 編集:仙田)
あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。
藤岡あゆみです。ディスク歴は、大学入学からなので、もう23年くらいですかね。
フライングディスクとは、いつ、どこで出会いましたか?
ほとんどの方と同じだと思うのですが、大学に入学してオリエンテーションで初めて見て、面白そうだなと思ったのがきっかけです。一緒に入部して4年間を共にした仲間がいるんですけど、その子に誘われて部活を見に行ったのが初めての出会いでした。元々部活でバレーボールをやっていたんですけど、大学で通用するようなレベルではなかったので、新しいことを始めたいなというのがあって、皆と同じスタートラインで始められるものはないかと探していました。最初に競技を知った時は、遊び感覚でやっていたフリスビーが競技になっているんだという驚きもあって、面白そうだなと思ったのを覚えています。
今のフライングディスクとの関わり方を教えてください。
今は社会人クラブチームのハックに所属していて、現役でプレーしています。アルティメット日本代表強化委員会のメンバーとしてアルティメットの強化にも携わらせていただいており、来年に延期になってしまったWUGCの日本代表ウィメン部門の監督もやらせていただいています。最近ではJFDAの理事に就任させていただき、少しずつですが協会運営にも参画しています。自分の中では現役でずっとやっていきたいという気持ちはすごく強いのですが、現役を続けている中で、育成や普及という部分に課題を感じるようになり、視点を変えて取り組むことが必要だと思うようになりました。「日本代表」を任されるようになり、どうしたら強くなれるのかという部分は、すごく難しいと思いながらもすごくやりがいを感じていますし、これまでの経験や、チーム運営でやってきたことがすごく活きているなと思う部分はあります。
フライングディスクの「ここが好き!」。
他の方々の記事も読ませていただいて、人との繋がりという部分を挙げている方が多かったのですが、本当にその部分は一番感じているところです。ディスクをやっていなかったら、世代も地域も国籍も超えてこんなにたくさんの知り合いはできなかったと思うし、今インタビューを受けるようなこともなかったと思います。そういう意味で、自分の世界が広がったというところが一番の魅力かなと思っています。
あとは、まだまだ発展途上のスポーツで、知らない人もいるし、これから知ってほしいと思う人が無限にいるというところを考えると、無限の可能性を秘めているスポーツだなと思います。そこを追求していって自分で新しいものを作り出せる、そういう魅力があると思います。自分としても、現役というスタンスを第一にプレーはしているのですが、自分の立場というのがアルティメットを続ける中で変化してきていて、色んな関わり方ができるようになってきた、というのもアルティメットの持つ可能性のおかげなのかなと思います。知らない間に自分がこんな立場にいたのかとびっくりすることもあるし、自分が成長しているのを実感できることが多くて、この競技を継続することはすごく意味があるなと思いながらやっています。
次にバトンを繋ぐ方は、どんな方ですか?
アルティメット界の「キング」の代名詞です。私と同様現役を長い間続けていらっしゃって、日本アルティメット界の男子のディビジョンをトップでずっと率いてきたのは彼だと思っています。今の日本の実力があるのも彼の為せる技だと思うので、すごく尊敬する先輩の一人です。元々同じ大学の先輩でもないし関わる機会もそんなになかったので、怖いなと思っていた時期もあるのですが、常に自分の前を歩いていて、長くやればやるほどそういった先輩の背中って心強くて、「あの人が頑張ってるなら自分も頑張ろう」という思いで頑張ってこられた存在の人です。怖いなと思いながらも、ちょっと抜けてるおちゃめなところもあるかわいい先輩です。こんなことを言うと怒られそうですけど(笑)。
アルティメット界の「キング」、皆さんはどなたか分かりましたか?
お楽しみに!
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Flying Disc Times ライター
国際基督教大学WINDS所属|WJUC2018 ウィメン部門スピリットキャプテン|#33
自分なりの「フライングディスクとの関わり方」を模索中です。アルティメットについて夜通し語れるくらいこの競技が好きです!よろしくお願いします。