【 #StayHome 】フライングディスクの「ここが好き!」 vol.11 三井由貴子

オンラインインタビューを利用した、バトン形式の連載企画。

第11回はこの方の、フライングディスクの「ここが好き!」をうかがいました。

(企画:仙田、淺井 / インタビュー:仙田 / 執筆:淺井 / 編集:仙田)

あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。

三井由貴子と申します。皆からは「ゆっこ」と呼ばれています。アルティメットは2003年の大学2年生の時から始めたんですけど、途中プレーできていない時期もあったのでディスク歴って呼べるのは12~3年です。俗に言う「ガチアルテ」を始めたのは、実は31歳からになります。珍しいパターンかもしれないですね。

 

 

フライングディスクとは、いつ、どこで出会いましたか?

大学時代にニュージーランドの大学に留学していて、心機一転何かしたいと思って色んな部活に挑戦している時に、ちょうど創設したばっかりのアルティメット部に仲のいい友人がいっぱいいたので、それで興味を持って大学2年から始めました。その大学はインドアアルテがメインの部活だったので、その後「アウトドア」と呼ばれていた日本で言う普通のアルティメットと掛け持ちして、その時は週6日でアルティメットをしていました。

 

 

今のフライングディスクとの関わり方を教えてください。

今は、北海道フライングディスク協会の副会長として、大会運営をしたり、小学生とか親子にドッヂビーを教えたりしています。個人的には、2017年に山葵というマスターミックスのチームを東京を拠点に創立させて、そのチームで国内外の大会に参加している状況です。あと、だいたい一人で海外の大会に行っちゃうので、国内大会よりも海外の大会の方が出現率は高いです。北日本にはマスターウィメンの選手がとても少なくてなかなか日本のレディチームに所属するのが難しいという現状もあって、海外の大会に参加することが多いですね。

 

 

フライングディスクの「ここが好き!」。

人との繋がりというのもちろんあるんですけど、別の観点から言うと、世界に飛び出すチャンス、きっかけになるっていうのがアルティメットの好きなところです。他のメジャーなスポーツと比べたら、パスポートとスパイクさえあれば気軽に海外の大会に参加できるスポーツってなかなかないと思うんですよね。国籍とか文化が違ったり言葉が通じなくても、同じコートでディスク1枚追いかけてるだけですぐに仲間になれるところが、すごく好きなところです。あと、自分も経験があるんですけど、その時期にお互いの国の政府同士が緊張状態にあって、でもそれは自分たちには関係なくて、人として、1対1でコミュニケーションを取れたり関わり合えるというところもすごく好きです。

あとは、アルティメットをきっかけに海外にたくさんの友人ができて、ニュースでしか知らなかったことを実際に現地に行って見て体験して発見したりして、学ぶきっかけを与えてくれているのがアルティメットで、確実に自分の視野とか価値観を広げてくれるきっかけになったなと思っています。それから、出会った選手からまた次の大会に誘われて新しい人と繋がったり、そういう人たちと数年後、十数年後にいきなり世界大会で再会したりするのもアルティメットの素敵なところだと思っていて、だからマスターになってもやめられないんだなと思います。

 

 

次にバトンを繋ぐ方は、どんな方ですか?

自分が北海道に戻った時にはアルティメットの選手が一人もいない状況で、そこからちょっとずつ増えてはいったんですけど、実際に大会運営とか指導者が必要になった時は右も左も分からない状態で、その時に全面的にサポートしてくれた方なんですよね。北海道のアルティメットの大恩人と言ってもいいような方で、日本のアルテ界ではこの方を知らない人はいないんじゃないかなと思います。あとは、還暦を過ぎた今でも現役選手として活動していらっしゃいますし、マラソンもしていますし、いつも明るくて皆を笑顔で迎えてくれる素敵な方です。

 

 

次回は、「日本のアルテ界で知らない人はいない」という大御所ゲストにご登場いただきます!

皆さん、どなたか分かりましたか?

 

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