【Back Number vol.20(1988年6月発行)】
※本記事は、日本フリスビーディスク協会(JFA=日本フライングディスク協会の前身)が1988年6月に発行した「FLYING DISC TIMES No.20」(本サイトの前身である協会発行紙)から一部の記事を引用したものです。紙面のスキャンデータ(記事全文)はこちらからご覧いただけます。(データの品質の都合上、一部文章や写真が途切れている場合があることをご了承くださいませ。)
第13回 全日本フライングディスク個人総合選手権大会
大島 寛選手 個人総合復活(通算5度目)
柿本 千枝子選手 個人総合4連覇
去る、4/29、30、5/1の3日間、東京都立川市国営昭和記念公園内にて開催された、
第13回フライングディスク個人総合選手権大会の、結果を報告至します。
初日こそ雨に降られたものの、選手の熱投に雨雲もほだされ、退会期間中は、連日も好天に恵まれました。
男子オープンの部においては、ディフェンディングチャンピオン、横田浩選手と、大島寛選手との、
デッドヒートとなりました。8年振りに、ディスタンス日本新記録(153.21m)を樹立した、
大島寛選手が、見ごとに大座に返り咲きました。
女子レディースの部においては、柿本千枝子選手が、4連覇を達成し、盤石の地位を築いております。
同選手のオーバーオーラーとしての、栄誉を讃えるとともに、
是非クイーンにチャレンジする選手の台頭を、願うところであります。
また、本大会よりジュニアの部を新設し、さわやかな感動を呼んでいました。
殊に、ジュニアの部への参加資格をもちながら、オープンの部へと果敢にエントリーし、
多種目に入賞した、種谷・大内・晄選手ら、高校生の躍進は、目ざましいものがありました。
<個人戦付記>
尚、今大会は従来のオープン制から、記録選考に基づく選抜制を、導入しました。
全国大会としての存在意義再確認、過去の飽和化した大会運営スタッフ・選手への、
負担軽減を主目的とした実行でありました。
メールの遅れにともなう、地区予選制については、賛否両論のわかれるところとなりました。
必ずしも、現状がベストの状態とはいえないものの、
限られたキャパシティ(時間・空間・経済的状況)、を克服すべく、
よりスマートな、全日本大会を創りたいと思っています。
同封の、”アンケート調査書”に、忌憚のない意見を、お聞かせ頂ければ、
今後の大会運営の指針・一助とさせて頂きます。
選手各位の、御理解、御協力とともに、さらに一層の飛躍を願っております。
末筆ながら、スタッフとして、活躍していただいた方々、御苦労さまでした。
※アンケート回答者には、もれなく、記念品をお送りするとともに、さらに抽選で、
10名の方に、今大会のメモリアルディスク・ファーストバック(ホワイト・バージョン限定盤)を進呈至します。
〆切 8月末日 多数のご回答をお待ちしています!