【Back Number vol.11(1983年7月1日発行)】

※本記事は、日本フリスビーディスク協会(JFA=日本フライングディスク協会の前身)が1983年7月1日に発行した「FRISBEE DISC TIMES No.11」(本サイトの前身である協会発行紙)から一部の記事を引用したものです。紙面のスキャンデータ(記事全文)はこちらからご覧いただけます。(データの品質の都合上、一部文章や写真が途切れている場合があることをご了承くださいませ。)

<世界フライング・ディスク選手権大会国内最終選考会 =結果報告=>

去る5月1日〜3日、世界フライングディスク選手権大会派遣選手の最終選考会が、三重県メナード青山カントリーグランドで行われた。開会式では勝瀬大会副会長より「フリスビーディスク競技の普及発展は、諸君の双肩にかかっている。各地区の代表選手としてのプライドを持って、スポーツマンらしくプレーをして欲しい」との励ましの挨拶があり、競技に入った。初日と2日目は、風と雨と寒さに見舞われるあいにくの天候であったが、全国各地区の予選を勝ち抜いてきた53名(男子40名・女子13名)の選手は元気一杯、日頃磨いた技を披露し、熱戦をくりひろげた。

今大会では、メナード青山カントリーの絶大なご協力を得て、懸念であったディスク・ゴルフを初めて選考種目の中に入れることができ、ディスカソン、アキュラシーもエキジビジョンとして紹介された。また、ルール委員会で決定された完全ジャッジ・システムが導入され、競技大会としての体制が整ったことも注目に値する。競技成績は、下記の通りである。尚、世界選手権大会(WDC)は、8月7日〜14日米国カリフォルニア州サンタクルツ市及びサンノセ市で開催され、日本からは、今大会の上位8名(男子6名、女子2名)が日本代表選手として参加する。

 

 

<U.S.オープンへ日本選手派遣!>

世界フリスビーディスク協会(IFA)は、諸般の都合により休会にした世界フリスビーディスク選手権大会(WFC)に代わる大会として、「1983年U.S.オープン」を7月20日〜23日の4日間、米国カリフォルニア州ラミラダ市で開催すると、4月中旬に通知してきた。日本フリスビーディスク協会では、検討の結果、IFAの加盟団体としての責任上この大会に4名(男子3名・女子1名)を派遣することにした。参加資格は、世界フライングディスク選手権大会(WDC)国内最終選考会参加選手とし、成績順に5名を下記の通り選考した。

 


U.S.オープン派遣日本代表選手

(男子)
武野宏行(兵庫県)、原科 豊(愛知県)、鈴木精剛(兵庫県)
(女子)
長谷川由緒(兵庫県)

 

<東京経済大学もWDCに参加>

第4回全日本ガッツ・アルテミット選手権大会男子アルテミットの部で優勝した東京経済大学シーガルスも世界フライングディスク選手権大会アルテミット部門に参加することになった。選手団長は、日本フリスビーディスク協会常任理事及び競技委員会アルテミット主任の阿部哲也氏(東経大OB)である。シーガルスの渡米は、これが2回目で善戦が期待される。

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