フライングディスクの「ここが好き!」 vol.43 藤井優里

オンラインインタビューを利用した、バトン形式の連載企画。

第43回はこの方の、フライングディスクの「ここが好き!」をうかがいました。

(企画:仙田、淺井 / インタビュー:仙田 / 執筆:杉田 / 編集:仙田)

あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。

藤井優里です。フライングディスク歴は、恐らく11~12年くらいになります。大学から始めて、社会人でも続けています。

 

 

フライングディスクとは、いつ、どこで出会いましたか?

最初にフライングディスクを知ったのは、大学の部活・サークル紹介の時です。先輩方がすごく優しかったのと、フリスビーを投げているのを見たときに「こんなにうまく投げれるのか、すごいな…」と思ったことが当時の印象として残っています。中高でバスケをしていたので、バスケ部に所属する予定でしたが、ちょうどそのタイミングでアルティメットを知りました。バスケが週5で練習があるとのことで結構大変だなと思っていましたが、アルティメットは週2での活動とのことでした。大学生活も楽しみつつ、スポーツもできそうでいいなと思って入りました。結局入ってみると、週4くらい練習でしたが…(笑)

 

 

 

今のフライングディスクとの関わり方を教えてください。

今は、社会人のZUKUというチームに所属しています。そのチームは、自分たちが社会人になった時に立ち上げたチームです。当時、自分たちの大学があった長野県には女子の社会人チームがなくて、でも社会人になってもみんなでアルティメットをやりたいという想いがありました。

結局立ち上げから今まで、8年くらい続いています。今はコロナで1年ほどきちんと練習できていない状態ですが、これからもチームを存続させていきたいので、少しでも興味ある方はぜひご連絡いただきたいです。自分で言うのもなんですが、とっても優しくてあったかいチームです!

また、個人的には日本代表の選手としてもこれまで関わらせていただきました。大学3年生の時に初めて当時のU23の選考会に参加させてもらいました。それまで信州地区のメンバーしか知らなかったのが、全国の知らない人たちとも一緒にプレーをするようになりました。色んな人たちとプレーするのがすごく楽しくて、うまい人も多くて、教えてもらうことをたくさんあったので今まで代表も続けてこれたと思います。ただ、今はコロナの状況もあり、これから自分が代表活動に挑戦するかはわからない状態ですね。

あとは、フライングディスクの講習会なども可能な範囲で実施したりしています。自分自身が小学校教師をやっていることもあって、子供たちにはたくさんディスクに触れてほしいなと思っていました。学校内でそのことを話すと、周りの先生方から「一緒にやりたい!」「子供たちにやらせてみたら?」という声をもらったので、自分が受け持つクラスの子供達にやらせてみたのが始まりで、その後、小学校のクラブ活動で年に6回ほど行うんですけど、アルティメットのクラブを始めるとすごく感触が良くて、高学年の子たちは結構投げれるし、試合もできました。そこから、勤務先の学校が変わった際にも同じようにクラブとしてやらせていただいて、さらにそこから市の方に話が回って、大人向けの講習会の話をいただくまでになりました。「アルティメット」という言葉だけ聞くと「なにそれ?」っていう感じなんですけど、やってみるとハマる人が多くて、子どもから大人までたくさんの人がフリスビーをやってみてくれたらいいなと思って実施しています。

 

 

 

フライングディスクの「ここが好き!」。

ひとつは、単純にアルティメットの競技性かなと思います。チームみんなでパスを繋いで、ディスクを落とさずにゴールを目指して点を取っていくところが楽しいですね。自分はどちらかというと点を取るポジションなので、みんながなんとか繋いでくれたディスクを得点にできた喜びを楽しさとして感じてやっているのかなと思っています。作戦とかも、自分達で考えるのでそれが得点になった時も嬉しいです。

もうひとつは、アルティメットをしてるといろんな人に出会えるところだと思います。コロナの影響で今は全然人に会わなくなってしまって、コロナ前まで毎週長野まで4時間かけて通っていたのは、アルティメットもしたいけど、みんなに会って喋りたいと思っていたところもあったのかなと思いました。日本全国の人たち、時には世界のいろんな人たちに会って繋がれるところも楽しくて競技をやっているし、そこが好きなところです。仕事場以外でも練習や大会で定期的に会える人がいて、アルティメットを通じた交友関係を広く持たせていただいているのはすごく嬉しいしありがたいです。

 

 

 

次にバトンを繋ぐ方は、どんな方ですか?

次にバトンをつなぐのは、大学の新入生だった自分に「アルティメットを始めないか」と誘ってくれた人です。入ってから鬼のように怒られもしましたが、いろんなことを教えてくれて、その人がいたから上手くなれたし、強くなれたと思っています。本人にはあまり直接言わないのですが、尊敬している方です。熱い人です。いや、「熱い」だけでは足りない「熱苦しい」って感じの人ですかね(笑)

 

 

 

フライングディスクを通じた交友関係の広がりは魅力的ですね!

次のお話も楽しみです!

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