フライングディスクの「ここが好き!」 vol.40 金井友

オンラインインタビューを利用した、バトン形式の連載企画。

第40回はこの方の、フライングディスクの「ここが好き!」をうかがいました。

(企画:仙田、淺井 / インタビュー:仙田 / 執筆:杉田 / 編集:仙田)

あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。

金井友です。みんなからは「きんちゃん」と呼ばれています。

ディスク歴は、14~15年目くらいです。

 

 

フライングディスクとは、いつ、どこで出会いましたか?

大学進学前、体育の専門学校に通っていた頃にアルティメットを知りました。ちょうどその時の講師の方が大阪体育大学のアルティメット部OBの方でした。その先生の繋がりで、大学説明会で現役アルティメット部の方々からお話を機会があり、そこで初めてアルティメットという競技を知りました。その話の中で、「日本代表になれるチャンスもある」ということも知り、純粋に憧れて興味を持ったのがアルティメットとの最初の出会いです。

それまでずっとテニスをしていましたが、大阪体育大学のテニス部のレベルが高く、実家から通いながら続けることも大変そうでした。かといって、スポーツに長けた人が集まる大阪体育大学で、新たにメジャースポーツに挑戦する勇気もありませんでした。でも、クラブに入りたい思いはあり、せっかく新しいスポーツに挑戦するならば、大学で一番強いクラブに入ろうと思い探したところ、アルティメット部が見つかりました。

 

 

 

今のフライングディスクとの関わり方を教えてください。

今は、愛知にあるUNOという社会人チームに所属しています。中々コロナの影響で練習ができていない状況です。

昨年10月の練習で、3回目の前十字靭帯断裂のけがをしてしまいました。本当は、今年いっぱいでアルティメットをやめようかと思っていたのですが、ちょうどコロナのタイミングで試合もなくなってしまったところでもあったので、アルティメットが全然できない今の状況のまま、長年続けてきた競技をここで止めるのはもったいないと思いました。

でも、また同じ怪我をするのも怖いし、でもここでUNOを辞めるのは良い終わり方じゃないし、、、
未だこの先どうするか葛藤している状態です。それでも、復帰しようと決めた時のためにリハビリは続けています。チームもなかなか人が集まらず苦しい状況にあるので、そのチームをすぐに離れることはできない思いもあります。

これからのプレーヤーとしての理想は、ずっと日本一を目指してUNOでやってきたので、最後は全日本の決勝の舞台に立ちたいですね。もしやめるとなった場合でも、先輩方がつないできたチームをこれからも存続していきたいという思いがあるので、プレーヤーという形から離れても何かしらの形で支えていきたいなという気持ちはあります。

今は若い世代、学生のプレーヤーがどんどん増えていますが、関西圏には社会人チームが少なく、学生と社会人が関わりアルティメットの知識を得る機会がなかなか持てない状況です。すぐに社会人チームを増やすことは難しいですが、UNOで得た知識を学生チームに少しでも還元し、関西のアルティメットを盛り上げられたらなと思っています。

10年以上続けて、アルティメットが生活の一部となっているところがあるので、なんだかんだアルティメットからは離れない気がします。

 

 

 

フライングディスクの「ここが好き!」。

優勝など、各大会で成果として何かが現れる瞬間や、その時に得られる達成感の大きさが魅力的だと思っています。指導者がいない中で自分たちが主体的に活動したことが成果・成績として残ることは、しんどい部分もありますが、その分、達成感も大きなものになると思います。特に、学生の時は関西と中部はチーム数が少なく、関東のチームに勝利することがうれしかったです。

また、大会に参加した時の人とのつながりができることもいいところだと思っています。セルフジャッジがアルティメットの競技の特徴であり、チームの垣根を超えて話すきっかけにもなっていると思います。競技人口も少ないので、試合があるごとに顔を合わせることで親しくなれたり、そこから絆が生まれるところもいいところだと思います。

 

 

次にバトンを繋ぐ方は、どんな方ですか?

UNOに所属するチームの同期です。

めちゃくちゃ面白いけど、真面目で、アルティメットが大好きな方です。ビデオ分析もかなり熱心ですし、プレイヤーとしてはスローがとても上手な選手です。スローオフの技術やスキルも日本の女子では一番だと思います。アルティメットに引けを取らないほど巧みな話術も魅力の一つなので、コートの内外で注目を惹く選手です!

 

 

 

日々の練習や頑張りが成果として現れるのは達成感がありますね!

次回のお話も楽しみです!

 

 

■↓前回の方の記事はこちら!■

 

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