フライングディスクの「ここが好き!」 vol.32 水野ハルオ

オンラインインタビューを利用した、バトン形式の連載企画。

第32回はこの方の、フライングディスクの「ここが好き!」をうかがいました。

(企画:仙田、淺井 / インタビュー:仙田 / 執筆:淺井 / 編集:仙田)

あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。

代としては、大体出身の韋駄天さんと同期です。慶應ハスキーズ卒業後、東京聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部ベジグリフォンズという架空のチームに所属しているという設定になっています。

本名はハルオではないのですが、苗字が水野というだけで、ハスキーズの初回の練習のときに映画評論家の水野晴郎氏(2008年に亡くなった)にちなんでハルオと呼ばれるようになりました。またお相撲さん的なペンネームでブログを執筆させていただいており、最近ではそちらのほうが有名かもしれません。身バレ防止のため、本名NGでお願いします。

 

 

フライングディスクとは、いつ、どこで出会いましたか?

中学のときにレクリエーションスポーツを次々体験する授業があり、そこにアルティメットがありました。また偶然、教育実習にきていた女性の先生がアルティメットの選手(今思えば東京学芸大学BigApple)で、投げ方とかを教えてもらった、という設定になっています。

その後大学に入学し、ハスキーズが直近の学生選手権で決勝に進んだということを聞き、大学からでも頑張れば良い成績を残せるかもしれないと思ったことから入部を決意した、という設定になっています。

 

 

今のフライングディスクとの関わり方を教えてください。

今は主に3つの方向性でアルティメットと関わっています。現在はウィメン社会人チームの東京マーベリックスへの自称監督としてのコミットメントが9割で、東京ベジグリフォンズでの選手としての関わりが0.2割です。残りの0.8割は、海外のピックアップの大会に出るというものです。後でもお話ししますが、毎年行っている台湾の大会には特に力を入れています。最も注力している東京マーベリックスの監督業について、本来はただのストーカーなのですが監督を勝手に名乗り続けることで既成事実化させることに成功し、毎週のように正々堂々とストーキングをしています。所属する東京ベジグリフォンズの練習と日程がバッティングしても、当たり前のようにストーキング活動を優先させています。未だに一部のマーベリックスの選手が気味悪がって目を合わせてくれなかったりしますが、それはそれで趣深く感じています。

 

 

フライングディスクの「ここが好き!」。

特にアルティメットについては、もちろん純粋に強さを追求するスポーツとしても面白いですが、競技の枠を超えた、競技をとりまく”文化”に惹かれています。大会とセットで、キャンプがあったり、仮装があったり、パーティーがあったりと、アルティメットをきっかけとして海外の文化に直に触れる体験ができて、確実に人生の幅を広げてくれています。そしてある時から、アルティメットの競技以外の部分でも活躍できないものかと、欲が出てくるようになりました。

コロナ前までは、毎年台湾で開催される「Run to Taiwan」という大会に参加していました。2014年に初めて参加したのですが、その大会にはアルティメットの順位だけではなく、初日夜に開催される全体パーティーでの活躍を表彰する「Party King賞」なるものがあることを知りました。そこで東京外大中退の久富さんをKingにプロデュースする試みを始めたところ、見事パーティーを支配するまでに成長し、おかげさまで2016年から2019年まで、4連続受賞を達成しています。ちなみに2019年には「Party Queen賞」に三井(旧姓峰岸)えみりパイセンも選出され、念願のアベック受賞を果たしました。

今後の目標としては、先の「Run to Taiwan」で、昼の部であるアルティメットでも、夜の部であるパーティーでも優勝するという、完全制覇を目指しています。もし完全制覇が達成できなかったとしても、Party King & Queen賞は20連覇を目指したいと思っています。もちろん競技者としてのレベルを高めることは大切ですし、Party King & Queen賞を目標にしているチームはうちくらいなのですが、アルティメットの大会に出ることでこういった別の楽しみ方もできるんだということを伝えたいです。東京マーベリックスの自称監督業については、ポリスのお世話にならなければ、それだけで目標達成です。

 

 

次にバトンを繋ぐ方は、どんな方ですか?

次の方は、これまでの紹介と、私の同期で東京外大出身といえばもうほとんどわかってしまうかもしれませんが、主に海外を舞台に現役で活躍されている、あの方です!

 

 

新しいフライングディスクの楽しみ方を教えていただきました!

順位も大切ですが、せっかくの大会を楽しむことも忘れずにいたいですね。

さて、お次は誰でしょう〜?

 

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