フライングディスクの「ここが好き!」 vol.23 橋口巴璃研
オンラインインタビューを利用した、バトン形式の連載企画。
第23回はこの方の、フライングディスクの「ここが好き!」をうかがいました。
(企画:仙田、淺井 / インタビュー:仙田 / 執筆:淺井 / 編集:仙田)
あなたのお名前と、フライングディスク歴を教えてください。
橋口巴璃研です。フライングディスク歴は、大学3年からなので今年で10年目になります。
フライングディスクとは、いつ、どこで出会いましたか?
私は高校時代陸上競技の選手をしていて、大学の進学もスポーツ受験だったので、大学1~2年生の頃は陸上部に入っていました。ただ、大学の新歓の時にアルティメット部の方から「君、背が高いから日本代表になれるよ。やってみない?」と声をかけられたことは覚えています。その後陸上部は怪我などが重なって続けるのが難しくなり、半年くらいスポーツから離れていたのですが、やっぱり運動をしたいなと思って何かを始めることにしました。ただメジャー競技にチャレンジしようにも、楽しみながらプレーしたいけど勝てないのも嫌だなという思いがあって、新歓で誘われたことを思い出し、全く経験のないアルティメットを始めました。偶然同じ授業を受けていた顔見知りがアルティメットをやっていて、彼らは今でも交流のある同期なのですが、彼らに色々と教えてもらってアルティメットのコミュニティに入りました。
今のフライングディスクとの関わり方を教えてください。
今はコロナ禍ではありますが、所属しているNomadic Tribeというチームで全日本選手権の優勝、また、来年度に延期された世界選手権でのメン部門優勝に向けてチャレンジ中というところです。
主に東京を拠点に活動していますが、地元である九州地区に貢献したいという思いもあります。私自身、社会人3年目のシーズンに仕事の関係で上京し関東のチームに所属することになったのですが、九州と関東のレベルや環境の格差を強く感じました。現在も、九州内で切磋琢磨しているものの他地区との競技力、環境の格差は感じています。そういった格差を埋めて、いずれは九州出身のチームが全日本選手権上位に入るようになれたらいいなと思っています。
フライングディスクの「ここが好き!」。
フライングディスクは競技性も高く、世界と戦えるレベルにある競技なので、自分が第一線で戦っている中でとても熱くなれる競技だなと思っています。
もうひとつ、私がフライングディスクの一番の魅力だと思っているのは、生涯スポーツとして年齢やレベルを問わず楽しめるという点です。ルールを自由に変えたりして、ディスク一枚で皆が競技を楽しみ、繋がれるというところがすごくいいところだなと思います。実は私がフライングディスクを始めて最初に出た試合は、アルティメットではなくガッツでした。九州では横田さんや三笠さんといったベテランの方々が個人種目なども含め色々な競技を教えてくれているのですが、初めてプレーしたガッツを通して「フリスビー一枚で誰もが競技を楽しめる」という魅力に惹かれたところから、私のディスク人生が始まった気がします。
次にバトンを繋ぐ方は、どんな方ですか?
僕が所属しているNomadic Tribeでキャプテンを歴任されていて、今はキャプテンを交代されているのですが、ずっとチームを第一線で引っ張り続けている方です。182cmある私よりも身長が高く、運動量も豊富でダイナミックなプレーができる、越えなければならない目標の選手です。
チームとしての練習ができない状況下だからこそ、「ディスク一枚で楽しめる」というフライングディスクの魅力をより強く感じます。
次回はどんなお話をきけるのでしょうか。お楽しみに!
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Flying Disc Times ライター
国際基督教大学WINDS所属|WJUC2018 ウィメン部門スピリットキャプテン|#33
自分なりの「フライングディスクとの関わり方」を模索中です。アルティメットについて夜通し語れるくらいこの競技が好きです!よろしくお願いします。