WFDF2024世界チームディスクゴルフ選手権大会 日本代表特設ページ
大会情報
WFDF2024世界チームディスクゴルフ選手権大会 WFDF 2024 World Team Disc Golf Championship (2024WTDGC) 2024年11月6日(水)〜 11月9日(土) オーストラリア・ムンダリング 大会WEBサイト |
この活動は、スポーツ振興基金助成を受けています。
参加チーム(24の国と地域)
Australia (AUS) | Finland (FIN) | Lithuania (LTU) |
Austria (AUT) | France (FRA) | Netherlands (NED) |
Canada (CAN) | Germany (GER) | New Zealand (NZL) |
People’s Republic of China (CHN) | Great Britain (GBR) | Norway (NOR) |
Colombia (COL) | Hong Kong, China (HKG) | Singapore (SGP) |
Croatia (CRO) | Italy (ITA) | Slovakia (SVK) |
Czech Republic (CZE) | Japan (JPN) | Thailand (THA) |
Estonia (EST) | Latvia (LAT) | United States of America (USA) |
日本代表情報
日本代表メンバー | 写真 | 日本フライングディスク協会SNS(Instagram) | 日本ディスクゴルフ協会SNS(Instagram) | 日本ディスクゴルフ協会SNS(X/旧Twitter) |
大会報告 |
2024年11月6日~9日の日程にて、WFDF2024世界チームディスクゴルフ選手権大会(WTDGC)が、オーストラリアのパース近郊のムンダリングスポーティングクラブで行われた。今までの日本の成績は、2016WTDGC第1回大会は、カナダのバンクーバーで行われ、その時は3位、2023アジア・オセアニアチームディスクゴルフ選手権(AOTDGC)第1回大会では2位と、実績を残しているだけに期待も膨らむ大会となった。特に今回、ディスクゴルフとしては、日本初の選考会を経ての代表選手選出となり、精鋭が集まることとなった。 大会形式は、ディスクゴルファーには馴染みの薄いマッチプレー(※1)となり、ホールごとに駆け引きを伴うスリリングな試合となる。参加チームは24の国と地域(うち1チームは棄権)での戦いとなった。対戦形式は、A~Dのグループに分け各グループ総当たり制、各グループ4位までが決勝トーナメントに進む。日本はCグループ、優勝候補のエストニア、アマチュアスポーツ大国のイメージがあるイギリスと同組となった。 大会初日は、6チーム総当たり(※2)5試合の内、4試合を行った。まず、1試合目シンガポール、2試合目クロアチアには完勝。共に4マッチ全勝で各8ポイント、計16ポイントを獲得した。3試合目優勝候補のエストニアとの対戦。4マッチのうち3マッチまでが、9ホールの6~7ホールで終わる完敗。しかし、男子シングルで粘りを発揮、敗れはしたものの最終ホールまで持ち込む健闘を見せた。初日最後はイギリス。日本が7ホールで完勝したマッチを除いて、8、9ホールまで縺れるマッチが続く。この対戦は、惜しくも2敗1ドローで、この試合を3-5で落とす。競合いでの敗戦は、肉体と精神に少なからずダメージを残すはずだが、2日目に実施された5試合目、前日の敗戦が嘘のように、タイには全勝となりグループ3位で決勝トーナメントに挑む。 結果からいうと、決勝トーナメントは、2勝2敗の成績で13位となった。一戦毎に半分にカットされるトーナメント方式。試合が始まり、日本でライブを見ている応援の人々のドキドキ感は、想像に難くない。その1試合目(決勝トーナメントは18ホールで行われる)1~8位、9~16位決定戦では、ニュージーランドと対戦、ラスト1~2ホールまで縺れる戦いの末3-5で敗れ、9~16位争いに回ることとなった。この時感じたのは、流れは一瞬にして方向を変えると言うこと。プレッシャーを楽しむ選手に微笑むらしい。次の決勝トーナメント2戦目は、9~12位と13~16位決定戦となる。対戦相手はスロバキア。この対戦も、最終ホールまで縺れる展開となったものの、惜しくも3-5で敗れ13位~16位争いに行くこととなった。 13.14位と15.16位争いは、オランダとの戦い、接戦となり4-4の引き分けとなったが、ダブルスの戦いに2勝した日本が、13.14位争いに進むこととなった。(今回、タイスコアの場合、ダブルスのポイントが優先となっている。)決勝トーナメント最終戦となった13位争いは、リーグ戦で、3-5で敗戦を喫したイギリスとのリベンジマッチとなり、相変わらずの接戦で2勝1敗の4-2で最終マッチを待つこととなった。ここでも最終ホール決着となる接戦となったが、見事逃げ切り6-2でリベンジマッチを制し13位という結果となった。 全体に見て、マッチプレーの練習はしてきたものの、経験不足が勝敗を分けた試合内容が多かった。エストニアを除き、拮抗した試合の連続であり、後半に行く程成績が上向いた事でも、そのことが分かる。また、大会期間中、日本から応援のメッセージが届くことで、大きな後押しになったことも付け加えておかなければならない。その甲斐あってか、敗戦後も各選手の集中力は落ちず好ゲームを展開した試合内容は見事だった。帰国して落着いたころ、このマッチプレーの楽しさが、蘇る悔しさとともに実感できるのではないだろうか。 SOTG(スピリット・オブ・ザ・ゲーム)(※3)の内容では、ニュージーランドの陰に隠れる形となったが、全体で2位の好成績。各国対戦者からの評価であることを考えると、とても嬉しい結果となった。 最後になりますが、参加選手の皆様、ご苦労様でした。応援して下さった皆様にもこの場を借りまして、お礼申し上げます。今回の経験が、次回に向けての基盤となることを切に願って、大会報告とします。 (※1) マッチプレーとは、各マッチのホールごとに勝負を競う形式である。例えば9ホールで争う場合は、5ホールを先に勝利すると勝つ。残りのホールを全て勝利しても、勝つ可能性の無くなるホールまでホールを先に進め9ホール終わって引き分けの場合は、引き分けとなる。 (※2) 総当たり制は、グループ分けされた同一グループ全チームと対戦する。各対戦は、4マッチを行い(ダブルス2・シングル2)9ホールマッチプレー形式で、勝者2ポイント、引き分け1ポイントが付与される。 (※3) SOTGとは、試合に関わる全ての人が楽しみ続けられる環境を維持するために必要な考え方のこと。試合中に特に意識するべきいくつかの観点(フェアプレイなど)が定義されており、試合後に対戦した選手同士での相互フィードバックを通して、フライングディスクを楽しみ続けるために必要なことを再確認する。 日本代表監督 白井 |
※記載時刻は全て現地時間です(現地時間+1=日本時間)大会スケジュール・大会結果
最終順位:13位
11/6 | 予選リーグ 8:00~ vs SGP Round1-1 勝点8 |
予選リーグ 10:30~ vs CRO Round1-2 勝点8 |
予選リーグ 13:30~ vs EST Round1-3 勝点0 |
予選リーグ 16:00~ vs GBR Round1-4 勝点3 |
11/7 | 予選リーグ 9:00~ vs THA Round1-5 勝点8 |
14:30~ 3vs5 NZL | – | – |
11/8 | 9-16位トーナメント 10:00~ 3vs5 SVK |
13-16位トーナメント 14:30~ 4vs4 NED 同点はダブルスコア優先で日本が13位決定戦へ |
– | – |
11/9 | 13位決定戦 10:00~ 6vs2 GRB |
– | – | – |
ユニフォーム
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株式会社クラブジュニア(サプライヤー) | |||
VC Ultimate(メーカー) |
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