2024年度以降の全日本ミックスアルティメット選手権大会開催方針について

概要

国内外における競技環境の変化に対応するため、2024年度以降の全日本ミックスアルティメット選手権大会開催方針について、以下の通り変更いたします。より競技に取り組みやすい環境構築を目指していきますので、ご意見・ご質問がありましたら、当協会事務局宛にご連絡をお願いいたします。

クラス分け(2部制)の導入について
目的:
・各チームの競技志向に合わせた競技環境を提供すること。
・ミックス部門の競技力向上に繋がる競技環境を構築すること。
・出場チーム数増加に対応できる分割設計を導入すること。

設計:
・1部・2部の2クラスに区分し、それぞれ「1部:Class 1」「2部:Class 2」と呼称します。
・2024年度:2023年度最終順位の上位8チームを「Class 1」、9位以下及び新規出場チームを「Class 2」とします。
・2025年度以降:前年度「Class 1 下位2チーム」が「Class 2」に降格し、「Class 2 上位2チーム」が「Class 1」に昇格します。新規出場チームは「Class 2」とします。
・「Class 1」の試合では、上位トーナメントにおいて国際大会に合わせた試合形式(15点/100分TC※)を採用します。
※TC = タイムキャップ

備考:
・表彰対象は「Class 1:優勝・準優勝・第3位」「Class 2:優勝」「SOTG賞:両クラス共通で1位のみ」とします。
・両クラスを同日程同会場で開催します。
・開催スケジュールを考慮し、入れ替え戦は実施しません。
・「Class 1」の権利を持つチームが欠場する場合、「Class 2」から繰り上げをします。
・各クラスのチーム数については、2026年度以降に再検討をする可能性があります。
・WFDF2026世界クラブチームアルティメット選手権大会の出場権は、2025年度大会の最終順位を参考として付与されます。
参考
・出場チーム数増加に対する分割設計には、主に「地区予選方式:活動地域による区分」「クラス分け方式:大会順位による区分」「部門方式:出場部門による区分(複数部門開催時)」があります。本大会においては、出場チームの現状及び開催スケジュールを考慮し「クラス分け方式」を採用します。

・様々な競技志向を持ったチームが出場する大会であることから、「クラス分け方式」により各チームの志向に合わせた競技環境の提供が可能となります。

・日本チームの国際水準の競技力向上を図るため、「Class 1」の上位トーナメントにおいて国際大会に合わせた試合形式(15点/100分TC)を導入します。

・「15点/100分TC」の導入に際しては、試合時間枠及び各チームの試合数上限(15点/100分TCの場合は1日2試合)の観点より、出場チーム数の制限が必要になります。全日本アルティメット選手権大会(オープン・ウィメン部門)では、出場チーム数を限定できることから「15点/100分TC」の導入が可能となりました。全日本ミックスアルティメット選手権大会では「Class 1」において出場チーム数を限定することで、上位トーナメントでの「15点/100分TC」の導入が可能となります。

・試合数確保・順位決定方法の公平性・フィールド数・利用可能時間を総合的に考慮し、「15点/100分TC」の適用は「Class 1 上位トーナメントのみ」とします。

・「地区予選方式」や「クラス分け方式」の分割設計の導入に際し、「一定以上のチームが毎年出場する」という共通認識が必要となります。本大会の開催開始から10年以上が経過し、過去の出場実績に鑑み一定の共通認識が生まれていると判断したことから、2024年度からの導入開始とします。

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日本フライングディスク協会 事務局
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