主催事業の開催方針について(2023/5/1)

概要

2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に変更されることを踏まえ、新型コロナウイルス感染症対策推進本部(厚生労働省)より、「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更後の基本的な感染対策の考え方について」(令和5年3月31日)が公表されました。

同日以降の新型コロナウイルスの感染対策は、「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、「個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとしたもの」に大きく変更されます。また、これまで政府の対応根拠であった「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」及び各事業者の共通行動指針となっていた「業種別ガイドライン」も廃止となることから、基本的感染対策については、政府として一律の対応を求めることはなくなり、各個人・事業者は政府による情報提供を参考に自主的に判断して実施することとなります。

今後の基本的感染対策の参考として3項目が示されており、実施に際しては「期待される有効性」「実施コスト等を踏まえた費用対効果」「コミュニケーションとの兼ね合い」「他の感染対策との代替可能性」等を考慮し、経済的・社会的合理性や、持続可能性の観点も考慮して判断することとされています。

また、同日に感染症法上の位置づけが変更されることから、保健所より新型コロナウイルス患者の「濃厚接触者」として特定され法律に基づく外出自粛が求められることはなくなり、外出を控えるかどうかは、季節性インフルエンザと同様に個人の判断に委ねられることになります。ただし、統計資料に基づき、感染後の療養について、「外出を控えることが推奨される期間」と「周りの方への配慮」について政府より情報提供がされています。

上記の社会情勢の変化を踏まえ、安心・安全が担保される環境提供に対する障壁が低くなったことから、日本国内におけるスポーツ活動の再活性化及びフライングディスク競技の更なる推進を目的として、当協会主催事業における新型コロナウイルス感染症対策を、以下の通り緩和します。行動制限前に近い形式での事業開催となりますが参加者皆様の安心・安全を相互に担保していくため、引き続き基本的感染対策に対するご理解とご協力をお願い致します。

また、2021年9月に全日本選手権や日本代表派遣等の各種主催事業を再開してから約1年半、様々な制約の中においても、日本各地でフライングディスク活動を継続してくださったフライングディスク競技者・愛好者の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

適用対象2023年5月8日以降に開催する全ての当協会主催事業
選手・チームスタッフ 出場要件 大幅に緩和
・検査結果の提示:廃止
・修正申告:廃止
選手・チームスタッフ 入場要件 大幅に緩和
・入場時の都度検温:廃止
・入場時のQRコード都度提示:廃止
観客 来場要件 大幅に緩和
・事前登録:廃止
・当日の受付:廃止
・ただし、選手・チームスタッフの安全管理の観点より、競技エリアと競技エリア外の入場区分は継続実施。
会場における感染防止対策 大幅に緩和
・入口への消毒液設置:継続(希望者への機会提供)
・他者との距離制限:廃止(必要に応じて自主的に確保)
・発声制限:廃止
・マスク着用制限:廃止
陽性判定後の事務局への報告 廃止

参加者(選手・チームスタッフ・観客)管理について

以下要件を満たした場合でも、ご自身及び会場にいる全関係者の安心・安全を担保するため、自律した行動へのご協力をお願い致します。なお、新型コロナウイルス感染症の排出期間及び感染後の療養に関する推奨期間を考慮し、大会初日の7日前からの体調に関する確認は継続します。

選手・チームスタッフ 出場要件
以下の要件を全て満たすこと
1. 参加者同意:記載内容に同意し、システム上の登録があること

備考:
・ご案内するWEBシステムを利用して参加者同意の提出をしてください。
・大会前日に編集可能となりますので、同日21:00までに登録をしてください。
・体調等確認も参加者同意に含まれるため、お一人1回のみ(大会前日)の登録となります(7日間毎日登録する必要はありません)。

参考(参加者同意):
1. 体調等の確認:大会初日の7日前より、以下に当てはまる項目がないこと。
・発熱(37.5℃以上)
・咳・のどの痛みや
・倦怠感や息苦しさ
・嗅覚や味覚異常
・体の重さや疲れやすさ
・感染症の罹患  ※例外として、5類感染症等(新型コロナ・インフルエンザ等)に罹患した場合については、大会初日時点で、発症後5日以上を経過し(発症日を0日目とする)、かつ症状軽快後48時間以上を経過している場合に限り出場を認める。
2. アンチ・ドーピングに関する事項
3. 写真・映像撮影に関する事項
4. 保険・怪我に関する事項
5. 会場利用に関する事項
当日の受付方法
・大会初日の朝に、チーム代表者の方は大会本部にお越しください。
・大会初日の前日21:00までに参加者同意提出確認済みの参加者分の入場パスを、大会初日朝の受付にてお渡しします。
・入場パスをチーム内で配布し、各自「チーム名」「氏名」を入場パスに記入してください。
・競技エリア入場口にて、入場パスを大会スタッフに提示してください。

備考:
・大会初日の前日21:00までに参加者同意の提出確認が取れていない参加者分については、大会本部にて参加同意の提出手続きをした後、入場パスを配布します。
・競技エリアへの入場時は、毎回入場パスの提示が必要になります。
・入場パスを紛失した場合の再発行は致しかねますので、ご注意ください。紛失時は、デジタル会員証QRコードの提示にて入場を受け付けます。
観客 来場要件
1. 体調等の確認:大会初日の7日前より、以下に当てはまる項目がないこと。
・発熱(37.5℃以上)
・咳・のどの痛みや
・倦怠感や息苦しさ
・嗅覚や味覚異常
・体の重さや疲れやすさ
・感染症の罹患  ※例外として、5類感染症等(新型コロナ・インフルエンザ等)に罹患した場合については、大会初日時点で、発症後5日以上を経過し(発症日を0日目とする)、かつ症状軽快後48時間以上を経過している場合に限り出場を認める。

備考:
・提出は求めないため、各自ご判断の上ご来場ください
・選手・チームスタッフの安全管理の観点より、競技エリア外からのみ観戦が可能です。

参考情報

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更に伴う業種別ガイドラインの廃止及び位置づけの変更に際しての事業者の取組への支援について
基本的対処方針においては、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更後は、同方針及び業種別ガイドラインは廃止となり、政府は、事業者等の自主的な感染対策の取組に対し、情報提供等の支援を行うこととしています。

(2)位置づけ変更後の新型コロナウイルス感染症に関する基本的な感染対策の考え方

【概要】
1 基本的な感染対策の考え方
○マスクの着用 個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本。高齢者等重症化リスクの高い者への感染を防ぐため、マスク着用が効果的な場面では、マスクの着用を推奨
○手洗い等の手指衛生、換気 新型コロナウイルス感染症の特徴を踏まえた基本的感染対策として引き続き有効。
○「三つの密」の回避、人と人との距離の確保 流行期において、高齢者等重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や、不特定多数の人がいるような混雑した場所、近接した会話を避けることが感染防止対策として有効(避けられない場合はマスク着用が有効)。

2 基本的な感染対策の実施に当たっての考え方 感染対策の見直しに当たっては、以下のように、感染対策上の必要性に加え、経済的・社会的合理性や、持続可能性の観点も考慮。
・ウイルスの感染経路等を踏まえた期待される対策の有効性
・実施の手間、コスト等を踏まえた費用対効果
・人付き合い、コミュニケーションとの兼ね合い
・他の感染対策との重複、代替可能性 など
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更後の基本的な感染対策の考え方について
今般の感染症法上の位置付けの変更により、新型コロナの感染対策は5月8日から、現在の「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、今後は「個人の選択を尊重し、国民の皆様の自主的な取組をベースとしたもの」に大きく変わる。

○ 基本的対処方針や業種別ガイドラインは廃止となることから、日常における基本的感染対策について、以下の観点を踏まえた対応に転換する。
1. マスク着用の取扱いと同様、主体的な選択を尊重し、個人や事業者の判断に委ねることを基本とする。
2. 政府として一律に求めることはなくなり、個人や事業者は自主的な感染対策に取り組む。
政府は、個人や事業者の判断に資するような情報の提供を行う。

(1)基本的感染対策の見直し
政府は、新型コロナの特徴を踏まえた基本的感染対策として、引き続き、手洗い等の手指衛生や換気が有効であることなど、以下の内容を示していく。その際には、専門家の提言(厚生労働省アドバイザリーボードに示された「感染防止の5つの基本」など)や、その時点までに得られた知見も紹介し、参考にしていただく。

1. マスクの着用
個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本。高齢者等重症化リスクの高い者への感染を防ぐため、マスク着用が効果的な場面では、マスクの着用を推奨。
2. 手洗い等の手指衛生、換気
新型コロナウイルス感染症の特徴を踏まえた基本的感染対策として引き続き有効。
3. 「三つの密」の回避、人と人との距離の確保
流行期において、高齢者等重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や、不特定多数の人がいるような混雑した場所、近接した会話を避けることが感染防止対策として有効(避けられない場合はマスク着用が有効)。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更後の療養期間の考え方等について
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更後は、感染症法に基づき、行政が患者に対し、外出自粛を要請することはなくなり、外出を控えるかどうかは、季節性インフルエンザと同様に、個人の判断に委ねられることになる。

位置付け変更後は、政府として一律に外出自粛を要請するものではありませんが、個人や事業者の判断に資するよう、この分析結果や諸外国の事例を踏まえ、発症後5日を経過し、かつ、症状軽快から24時間経過するまでの間は外出を控えていただくことを推奨するとともに、その後も10日間が経過するまでは、マスク着用やハイリスク者との接触は控えていただくことを推奨することを情報提供します。

1. 外出を控えることが推奨される期間
・特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目(※1)として5日間は外出を控えること。
・かつ、5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ること。

2. 周りの方への配慮
・10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控えたりする等、周りの方へうつさないよう配慮すること。
・発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけること。
参考資料
・新型コロナウイルス等感染症対策推進室(内閣官房)
・新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付け変更後の基本的感染対策の考え方について(新型コロナウイルス等感染症対策推進室)
・感染症法上の位置づけ変更後の療養について(新型コロナウイルス等感染症対策推進室)
・マスク着用の考え方の見直し等について(新型コロナウイルス等感染症対策推進室)

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日本フライングディスク協会 事務局
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