2020年度以降の全日本U21アルティメット選手権大会出場資格について
当協会主催の「全日本U21アルティメット選手権大会」の出場資格について、2019年9月に出場資格の拡大及び厳密化を公表し、2018〜2019年度を移行期間としておりました。移行期間中に実施してきた理事会での継続的な議論や各地域の方々へのヒアリングを踏まえ、2020年度以降の出場資格について以下の通りお知らせ致します。
出場資格(個人) | |
2018〜2019年度 | 「従来の大学新人の出場資格」もしくは「U21の出場資格」のどちらかを満たしていること |
2020年度以降 | 「U21の出場資格」を満たしていること ※ただし、大学チームへの所属年数が2年以下の場合は、特例申請をすることで、年齢に関わらず、大学在学中に2回まで出場することができる。 |
U21/U19の出場資格(定義):
U21:大会開催年度末日(3月31日)の翌日に13歳以上かつ21歳未満(20歳以下)であること
U19:大会開催年度末日(3月31日)の翌日に13歳以上かつ19歳未満(18歳以下)であること
※年齢制限は学年で区切るという趣旨
大学新人の出場資格(定義):
参加チームの各選手は学年が大学1年生、大学2年生である、もしくは大学チームに所属し経過した年数が2年以下であること
チームエントリー区分 | |
2018〜2019年度 | 1. 「選手全員が大学2年生以下(もしくは大学チーム所属2年以下)」かつ「【選手の半数以上】が大学生」:大学チームとしてエントリー 2. 「選手全員がU19」:ユースクラブチームとしてエントリー 3. 「選手全員がU21」かつ「上記1・2以外」:クラブチームとしてエントリー |
2020年度以降 | 1. 「選手全員がU21(※特例申請制度有)」かつ「【選手の半数以上】が大学生」:大学チームとしてエントリー 2. 「選手全員がU19」:ユースクラブチームとしてエントリー 3. 「選手全員がU21」かつ「上記1・2以外」:クラブチームとしてエントリー |
2020年度以降のチームエントリー区分(大学チーム)について
2018年度及び2019年度に適用していた「選手の半数以上が大学生」を継続して適用します。この定義は、出場する各チーム各選手の費用負担を増加させることなく、高校生以下の選手が本大会に出場できる機会を増やすことを目的としております。そのため、本大会に限り、既に年間チーム登録費を支払っている「大学チーム」として、高校生以下の選手を含めて出場することが可能となります(ただし、その数は該当チーム出場選手数の半数未満)。
ご参加される皆様へのお願い
日本一を決定する公式戦においては、厳密な出場資格の定義によって競技性や公平性が担保されます。しかしながら、全日本U21(旧大学新人)選手権は、日本一を目指すだけでなく、競技を始めたばかりの方が全国各地の同世代と試合を通じて交流しながら所属チームへの愛着を深め、競技に対する熱量をより高める側面が強い大会であることも事実です。そのため、本大会の出場資格の定義においては、厳密な定義を用いた線引きではなく、解釈の余地を残した比較的緩やかな線引きを採用し、より多くの方が出場しやすく、より多くの方がアルティメットに対する熱量を高めることのできる環境にしたいと考えております。ただし、厳密には各個人しか把握できない「所属年数」を根拠とした緩やかな線引きの上で大会を成立させるためには、出場される皆様による大会趣旨の理解と自律意識が必要不可欠となります。出場される皆様にも出場資格の解釈と遵守を委ねることで、より多くの方が大会に出場できる定義を運用しつつ、競技性や公平性が担保される大会を目指します。各個人や各チームの自律によってセルフジャッジ(自己審判制)を成立させ、競技に取り組む自由度を高めるというアルティメットの競技特性を大会運営でも実現させるため、皆様のご協力をお願い致します。
お問い合わせ
日本フライングディスク協会 事務局
お問い合わせフォーム