アルティメット公式戦 年間スケジュール(2020〜)について

2014年にアルティメット公式戦年間スケジュールを変更してから、5年が経過しました。現行のスケジュールを運用してきたこの5年間で、協会会員数も約1.5倍(約3,500名→約5,000名)になるなど、フライングディスク競技の普及が着々と進んでいます。競技環境が年々変化していく中で、課題として浮かび上がってきた事項を修正し、より競技に取り組みやすい環境の構築を目的として、2020年以降に開催する公式戦年間スケジュールの変更を、以下の通り予定しております。本件に関して、ご意見・ご質問がありましたら、当協会事務局宛にご連絡をお願い致します。
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各大会開催時期について

<全日本アルティメット選手権大会>
選抜予選:5月中旬
地区予選:5月下旬〜6月上旬
本戦:10月中旬
決勝戦:10月下旬

<全日本大学アルティメット選手権大会>
地区予選:8月下旬〜9月上旬
本戦・決勝戦:9月下旬

<JAPAN ULTIMATE OPEN>
10月中旬

<アルティメットクラブチームチャンピオンズリーグ>
2020年度より廃止となります

<全日本U21アルティメット選手権大会>
予選:11月上旬
本戦・決勝戦:12月中旬

<U-23アルティメット地区選抜対抗戦>
11月中旬

<全日本ミックスアルティメット選手権大会>
12月上旬

<全日本マスターズアルティメット選手権大会>
12月中旬

<全日本ビーチアルティメット選手権大会>
メン・ウィメン部門:6月中旬
ミックス部門:2月下旬〜3月上旬

<全日本大学ミックスアルティメット選手権大会>
3月上旬

各大会の変更点等について

<全日本アルティメット選手権大会>
▶︎春に「予選」、秋に「本戦」を開催し、両大会の間に期間を設ける
  1. 選手及びチームがコンディションの再調整をする期間を設け、高いパフォーマンスで本戦に臨める仕組みとなります。
  2. 本戦出場決定後、スケジュールや金銭面の調整をする期間を設け、より本戦に参加しやすい仕組みとなります。
▶︎全日本本戦の「上位5チーム」は、次年度の「全日本予選(選抜)」への出場権を獲得できる仕組みとする
  1. 「全日本予選(選抜)」に出場したチームは、順位に関わらず「全日本本戦」への出場権を獲得します。ただし、「全日本本戦」でのシード順(上位5枠)は、「全日本予選(選抜)」の順位を参考とします。
  2. 「全日本予選(選抜)」を開催することにより、本戦出場枠には影響がない状況で、トップチーム間の切磋琢磨ができる機会が生まれます。
  3. 「全日本予選(選抜)」は、国際大会に合わせた試合形式を採用します。
  4. トップチームが目標とする「全日本本戦」に向けた時期と、トップ選手が目標とする「国際大会」に向けた時期の重複を解消することで、チームと選手個人の方向性が両立しやすくなります。
  5. 「全日本予選(地区)」では、予選リーグの組み合わせによる本戦出場機会への影響が少なくなるため、実質的な公平性がより担保された環境で、全日本本戦を目指すことができます。
  6. 「全日本予選(選抜)」の出場対象チームおよびシード順は、前年度の「全日本本戦 最終順位(上位5チーム)」を参考とします。ただし、2020年度については、「アルティメットクラブチームチャンピオンズリーグ2019 最終順位」の「トリプルスター上位4チーム」と「ダブルスター上位1チーム」を、「全日本予選(選抜)」の出場対象チームとします。シード順については、「トリプルスター上位4チーム(最終順位)」と「ダブルスター上位1チーム」の順にて作成します。
▶︎全日本予選と本戦は同大会として扱うため、現在の仕組みと同様、エントリーできる選手に制限がある
  1. 予選に出場した選手は、他チームのメンバーとして本戦に出場することはできません。
  2. 予選に出場していない選手は、任意のチームのメンバーとして本戦に出場することができます。
▶︎「全日本予選(地区)」のシード順は、前年度の「全日本本戦 最終順位(上位5チーム除く)」、「大学選手権 最終順位」、「JAPAN ULTIMATE OPEN 最終順位」を参考とする
  1. 大学チームについては、前年度「全日本本戦 最終順位(上位5チーム除く)」を参考とし、その後、前年度「大学選手権 最終順位」を参考として、シード順を作成します。
  2. クラブチームについては、前年度「全日本本戦 最終順位(上位5チーム除く)」を参考とし、その後、前年度「JAPAN ULTIMATE OPEN 最終順位」を参考として、シード順を作成します。
  3. ただし、2020年度については、大学チームは「2019年度大学選手権 最終順位」、クラブチームは「アルティメットクラブチームチャンピオンズリーグ2019 最終順位」を参考として、シード順を作成します。
▶︎世界フライングディスク連盟が取り組む男女平等推進の観点を取り入れ、メン部門とウィメン部門の本戦出場枠を同数にする
  1. メン部門:ウィメン部門 = 16枠:16枠 = 1:1
  2. 男女参加数比率を基準とした枠数比ではなく、枠数を同一にすることを始点として平等を推進する考え方です。


<全日本大学アルティメット選手権大会>
▶︎世界フライングディスク連盟が取り組む男女平等推進の観点を取り入れ、メン部門とウィメン部門の本戦出場枠を同数にする
  1. メン部門:ウィメン部門 = 24枠:24枠 = 1:1
  2. 男女参加数比率を基準とした枠数比ではなく、枠数を同一にすることを始点として平等を推進する考え方です。
▶︎決勝戦を、本戦と同日程同会場にて開催
  1. 全国48チーム/1,000名以上の参加者とその関係者が参画できる場で、大学日本一を決定する仕組みとなります。
  2. 決勝戦出場チームのスケジュール調整や金銭的負担の軽減を図ります。

<JAPAN ULTIMATE OPEN>
▶︎新規大会を創設
  1. 「全日本本戦」の出場枠を獲得できなかったクラブチームが出場可能な大会です。
  2. 「全日本予選(地区)」を参考にして、シード順を作成します。

<アルティメットクラブチームチャンピオンズリーグ>
▶︎2020年度より、廃止となります
  1. 本大会で導入をしたクラス分けの考え方は、年間スケジュール全体に反映されています。

<全日本ミックスアルティメット選手権大会>
▶︎世界フライングディスク連盟が取り組む男女平等推進の観点を取り入れ、「男女比決定方法A(事前決定型)」を採用
  1. 試合中にプレイに参加する累計男女比率が、より平等になる仕組みです。

<全日本マスターズアルティメット選手権大会>
▶︎大学選手権と同日程同会場での開催を取りやめ、12月に関西地区での開催
  1. 2021年5月に京都府・宇治市にて開催される「ワールドマスターズゲームズ2021関西」への繋がりを考慮した地域選定としています。

<全日本ビーチアルティメット選手権大会>
▶︎部門別に時期を分割して開催
  1. メン・ウィメン部門については、6月に和歌山県・白浜町にて開催します。
  2. ミックス部門については、現在と同時期同地域にて開催します。

<全日本大学ミックスアルティメット選手権大会>
▶︎新規大会を創設
  1. 大学生カテゴリーにおけるミックス部門の需要の高まりを考慮し、日本一を決定する公式戦を開始します。

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日本フライングディスク協会 事務局
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