今後のガッツ日本代表強化方針~コーチングシステムの活動開始に関して~
ガッツ日本代表は4年に1度開催される国別選手権において、2004年優勝・2008年準優勝・2012年優勝・2016年準優勝と長きに渡りトップクラスの成績を獲得してきました。
しかしながら、2016年の大会においては同じく強豪国であるアメリカに比べ、あらゆる面で力の差が開いていることを実感させられました。一方で代表選考、強化といった活動が本格化するのは大会の凡そ1年前であり、既存の代表選手強化施策では差が開く一方であることが予想されます。
国内の状況として、連覇を続けてきたKatonが解散し、80’Sや空牙、SELFISHといったチームが新たな柱となるべく切磋琢磨しています。また日本福祉大学WARRIORSはアジア・オセアニアクラブチーム選手権で連覇を果たす等、成長著しく今後に期待がもてます。これらのチームは国外でも十分「通用」するレベルであり、トップレベルの水準にはまだ及ばないものの今後の成長が期待できるところです。一方で成長著しいチームとその他のチームの差が開く一方となっており、二分化が加速している状況にあります。
2020年に世界一となるためには、長期的な代表選手の強化だけではなく、代表選手候補も育成・強化することで、国内の選手層を厚くすることが必要です。代表選手候補のボトムアップを図った上で選考を実施、更なる強化を行うため、コーチングシステムを導入し、選手の長期的な強化・育成を行います。
参加対象者を一般公募とすることで参加者がその才能を開花させるだけでなく、得られたものをチームに持ち帰ることでガッツプレイヤー全体のボトムアップにつながることも期待しています。
世界一の誇りを取り戻すため、熱意のあるプレイヤーの参加を期待します。
【実施概要】
実施期間 | 2018年1月~2019年5月 |
対象者 | ・一般公募とする。 ・コーチングシステム担当スタッフより推薦する。 |
今後のスケジュール概略 | 1)強化兼選考会 毎月2回程度実施する。実施日時、場所については後日WEBで公開する。(2018年1月中に開催要項を公開予定) 2)強化合宿 毎年度2回程度実施する。 3)派遣候補選手間での強化試合 ガッツ委員会の主催する大会について、東日本エリアと西日本エリアの派遣相当選手による紅白戦を実施する。 |
【スタッフ紹介】
担当 | 西日本担当コーチ |
氏名(フリガナ) | 小森 康弘(コモリ ヤスヒロ) |
選手経歴 | 日本福祉大学 80’s所属 |
活動歴 | 2016ウィンターインドアガッツ選手権大会 優勝 第43回全日本ガッツ選手権大会 優勝 WFDF2004世界アルティメット&ガッツ選手権大会 ガッツ 第3位 |
コメント | 世界大会まで残り3年。 求めるのは3年後に輝ける志の高い選手。若手の更なる成長を期待しています! |
担当 | 東日本担当コーチ |
氏名(フリガナ) | 田沼 祐輔(タヌマ ユウスケ) |
選手経歴 | 横浜国立大学 空牙所属 |
活動歴 | WFDF2008世界アルティメット&ガッツ選手権大会 ガッツ 第3位 WFDF2012世界アルティメット&ガッツ選手権大会 ガッツ 優勝 WFDF2016世界アルティメット&ガッツ選手権大会 ガッツ 準優勝 |
コメント | 日本代表になって世界で勝ちたいという意思がある選手のチャレンジを待っています。 コーチングシステムは選考ではなく強化ですので、必要なのは実力ではなく熱意です。 |