【A代表】2016年秋以降の方針及び強化合宿について

強化合宿概要

対象 1. 2016国別選手権日本代表より協会が指定した選手
2. 協会主催大会での視察により協会が指定した選手
参加資格 1. 2016年度 JFDA A会員であること
2. 2020年国別選手権における日本代表を目指していること
備考 対象選手へは直接ご連絡を致します。
名称 2016年秋強化合宿
カテゴリー 2016年10月15日(土)〜16日(日) / 男子
2016年11月26日(土)〜27日(日) / 男子・女子
開催期間 / 場所 2016年10月15日(土)〜16日(日) / 静岡県御殿場市 天恵グランド / 〒412-0005 静岡県御殿場市仁杉1415-1/御殿場市馬術・スポーツセンター向い側(アクセス
2016年11月26日(土)〜27日(日) / 静岡県御殿場市 天恵グランド / 〒412-0005 静岡県御殿場市仁杉1415-1/御殿場市馬術・スポーツセンター向い側(アクセス

今後の代表強化方針

近年、アルティメット日本代表は4年に1度開催される国別選手権において、2012年女子部門優勝・2016年男子部門準優勝などトップクラスの成績を獲得してきました。しかしながら、代表強化の観点では大会の約1年前からの選考及び強化開始が通例となっており、世界中でオリンピック種目入りへの動きが加速する中で各国の進歩に対応できなくなることが予想されます。そのため、2016年秋より代表合宿を隔月に開催することで、2016年国別選手権で直面した課題をベースとした4年間の長期的なスパンで日本代表強化を実施します。

国内の状況として、メン部門においては文化シヤッターバズバレッツの1強、ウィメン部門においては、壱、マッド、ハックの3強及び日本体育大学、大阪体育大学、中京大学が日本をリードする存在となっており、世界とも対等に戦える水準となっています。しかし、ミックス部門においては世界で対等に渡り合えるチームが存在していないのが現状です。2016年大会でミックス部門がメダルを獲得できなかったこと及び日本国内での現状を踏まえて、メン部門及びウィメン部門における日本トップレベルのアルティメットを維持しながらも、ミックス部門において強化を進めていく方法を模索する必要があります。

アルティメットのオリンピック種目入りが実現した際にはミックス部門での試合実施が予想されているため、日本トップクラスの選手(男子14名・女子14名)がミックス部門において世界に対等以上に渡り合えるよう、現段階からミックス部門に関するスキルを高める必要があります。そのため、代表強化の観点において2016年秋よりミックス部門単体での強化を廃止し、男子・女子の区分で合同強化合宿を実施します。ミックス形式のアルティメットに関しては、合同合宿中に一定の時間を確保し、男子・女子各々の特徴をお互いに把握しながらスキルの一環として強化を行います。この長期的な強化を通じて、選手個人が持つメン部門・ウィメン部門・ミックス部門への特性を把握する機会にもつなげます。オリンピック種目入りへの可能性がない状況となった際には、各選手と監督の判断をベースとし、部門別での強化に切り替えます。

これまでの方針と比べて継続性を持って強化を実施できることから、メン部門・ウィメン部門においては2016年国別選手権の課題を反映させた状態で2020年国別選手権に臨むことが可能となります。ミックス部門においても、部門毎の考え方をトップクラスの全ての選手に伝えることで、部門別代表結成後のチーム作りをスムーズに実施できると考えています。そして、この継続性を基盤として、日本代表としての誇りやアルティメットに対する姿勢を真摯に考えることのできる環境の構築につなげていきます。

メン部門強化担当 吉川 洋平
ウィメン部門強化担当 那須 美宣

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日本フライングディスク協会 事務局
電話番号: 03-6423-6801
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