2015年新年仕事始めのご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
日本フライングディスク協会(JFDA )は、本日1月5日より新年の事務局業務を開始いたします。
昨年中は、ディスクスポーツ発展のためにご協力を賜り誠にありがとうございました。昨年は、念願の日本オリンピック委員会(JOC)への加盟、会員の増加、ジュニア層への普及拡大、世界フライングディスク連盟(WFDF)の国際パラリンピック委員会(IPC)公認団体化などの発展がありました。
東京都主催「2020オリンピック・パラリンピック開催都市決定を迎える会」講演時の写真
今年2015年、協会は設立40周年を迎えます。年頭に当たり、フライングディスク全種目の更なる普及と競技力向上をめざし、会長として下記の目標を掲げます。
・2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーの1つであるスポーツ実施人口の増加に寄与するためにも、あらゆる年齢層の会員の増加をはかり、『オリンピック憲章』に謳われている“スポーツ・フォー・オール”社会の実現に努力します。
・2020年までの5年間で、会員1万人をめざします。
・都道府県協会の強化、総合型スポーツクラブや小中高・専門学校・大学への更なる普及をはかり、全国的な普及と競技力の向上に努めます。
・世界選手権大会での優勝、2017年ワールドゲームズへの出場権獲得をめざして、日本代表選手の強化、特にジュニア層の強化に力を入れていきます。また、指導者育成にも力を入れていきます。(今年は、3/8-13 世界ビーチアルティメット選手権大会<ドバイ>、7/12-18世界U-23アルティメット選手権大会<ロンドン>、7/19-22 世界個人総合選手権大会<スウェーデン・ノルショッピング>、10/17-18アジア・オセアニア・ガッツ・クラブ選手権大会<台湾・台北>が開催されます)
・JOC加盟団体の名に恥じぬガバナンスの向上につとめます。
・フライングディスクの最も重要な精神「スピリット・オブ・ザ・ゲーム(SOTG)」の浸透、質の向上をはかり、アンチ・ドーピング運動、フェアプレー教育を推進します。
・2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会において、デモンストレーションやエキジビションの機会が作れるよう努力し、フライングディスクに対する認知度を上げていきます。
・アジアにおけるフライングディスク先進国として、アジア諸国での普及を行い、アジア大会競技種目入りをめざします。
・JFDAが加盟する日本オリンピック委員会、日本アンチドーピング機構、日本ワールドゲームズ協会、日本レクリエーション協会およびフライングディスク関連団体(日本ディスクゴルフ協会、日本ドッヂビー協会、スペシャルオリンピックス日本、日本障害者フライングディスク連盟など)と連携協力し、フライングディスク全体の発展とすべての人々がディスクスポーツを楽しめる環境づくりをめざします。
世界フライングディスク連盟(WFDF)は、今年の国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2年間の「準公認」期間を終え「正式公認団体」として承認される予定です。
IOCが発表した「オリンピック・アジェンダ2020:提言20+20」により、IOCは国際ワールドゲームズ協会(IWGA)と競技種目の検討・評価を密接に行っていくことになりました。フライングディスクがオリンピック競技になるには更なる世界中への普及が必要ですが、1歩1歩確実に歩みを進めています。オリンピックだけでなく、ワールドビーチゲームズ、パラリンピック、ワールドマスターズゲームズ、アジア大会とフライングディスクは、大きく飛躍するチャンスを迎えています。共にディスクスポーツを「する・見る・支える」喜びをまずは身近なところから、そして全国へ、世界へ広げていきましょう!
本年もよろしくお願い申し上げます。皆様のご意見、ご提案をお待ちしています。
一般社団法人 日本フライングディスク協会会長 師岡 文男
(世界フライングディスク協会理事<再選されました>・国際ワールドゲームズ協会理事・日本オリンピック委員会総務委員)