フライングディスクの五輪への道、1歩近づく ~IOC 、IWGAとの関係強化へ「オリンピック・アジェンダ2020」提言6~

国際オリンピック委員会(IOC)は、2014年11月18日モナコで開催した臨時総会において改革案「オリンピック・アジェンダ2020 20+20提言」を満場一致で採択した。
その提言6の1は下記のように記載されている。

「IOCと国際ワールドゲームズ協会(IWGA)は、スポーツプログラムの構成およびそれぞれの評価に関して緊密に協力する」(JOC訳)

この提言の採択により、新しい五輪種目の決定にIWGAがIOCに新しい種目の提案をすることもよりしやすくなると思われる。IWGA加盟団体で、2001年のワールドゲームズから公式競技であるフライングディスクは、これでまた五輪協競技入りへの長い道のりがまた1歩前進した。

2015年1月、IWGAは事務局をアメリカ・オリンピック委員会本部のあるコロラドスプリングスからIOC本部のあるローザンヌに移す予定で、文字通り今まで以上な緊密な関係を構築していく予定である。因みに2021年のワールドゲームズ開催地を決定するIWGA理事会は、2015年1月21~22日にローザンヌのIOC本部他で開催される。
開催地は、アメリカのバーミンガム・ロシアのウファ・ペルーのリマの3候補都市からIWGA理事の投票で決定する。

 

師岡会長

文責:師岡文男
International World Games Association(国際ワールドゲームズ協会)理事
一般社団法人日本フライングディスク協会 会長